再逢

『遅くなったな。夕食を何処かで食べ
 てから寮に帰ろう。』

日髙さんにとってこっちの方がセカンドハウスなんだろうな‥‥

時々しか来ていないとはいいつつも、
汚れなんて見当たらないほど綺麗だ
けど、あの忙しい合間に掃除をしている
のだろうか?

あれからまったりとキスを繰り返し、
これ以上ないというほど蕩けさせて貰った私は、あろうことか夕方までソファでそのまま眠ってしまったのだ

せっかく半休を取ってホテルの事を学ぶつもりだったのに、アルバムの事で一旦終了となったのは言うまでもない

こんなカッコいい素敵な人が私なんかと‥‥と思うと今だに信じられない

車で街を抜ければ海が少し離れた所に見え、新鮮な海鮮を食べてから寮に戻ってきた。

『少し仕事をしてくるから、今日は
 ゆっくり休みなさい。』

「はい‥ありがとうございます。」

『フッ‥‥それじゃあおやすみ。』

チュっと軽く音を立てて頬にキスを落とした支配人は、真っ赤であろう私を取り残しホテルの方へ歩いて行ってしまった
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