年下研修医の極甘蜜愛
恥ずかしくて、顔が焼けるように熱い。
仁寿が目を見開いて「ほっぺたをつまんで」と言ったので、彩は遠慮なく右手の親指と人差し指でぎゅっとつまむ。
「痛い。夢じゃないんだね?」
「先生、それはわたしのセリフですよ」
彩は、つまんだ仁寿の頬をいたわるように指先でなでながらはにかんだ。
「彩さん、大好きだよ」
「……はい」
「一生、大事にする」
「お……、お願いします」
深々と頭をさげる彩の薬指に、仁寿がもう一度キスをする。唇が触れたところから、沸騰したように熱い血液が全身に広がっていく。
「ここで欲望をねじ伏せて、不屈の精神力を見せたら最高にかっこいいんだろうけど、僕には無理だ。もう限界」
仁寿の瞳がきらりと光って、彩の耳からすべての音が消えた。ドーンと響く花火のとどろきも、どういうわけか自分の心音さえも聞こえない。
「彩さん、キスしていい? その先も」
余裕のない声が鼓膜をくすぐる。彩がこくりと頷くと、顔が近づき、あたたかい手が頬に触れて優しく唇を奪われた。