年下研修医の極甘蜜愛
「北川先生とのディナーは楽しかった?」
「はい。仁寿さんも忘年会、楽しかったですか?」
「うん。あ、そうだ。お風呂にお湯ためておいたから、冷めないうちに入って来なよ」
「あ……、でも」
「安心して。今キッチンの掃除をしている最中だから、入浴中の彩さんを襲ったりしないよ」
――そうじゃなくて、仁寿さんが先じゃなくていいのか聞きたかっただけなのですが。
笑いをこらえる彩に背を向けて、仁寿がベッドルームの隣の部屋に入って明かりをつける。そこは、家具もなにもない六畳ほどの洋室だった。
「ここ、彩さんが使っていいよ。僕が読書用に使ってる部屋なんだけど、日当たりがよくて彩さんにオススメの物件」
「物件って……」
「家具は、好みがあるだろうから一緒に選びに行こう」
「えっと」
困惑する彩を横目に、仁寿がクローゼットの折り戸を開けて彩のバッグを置く。