年下研修医の極甘蜜愛
「……んんっ、ふ……ぁ……っ」
何度も角度を変えて、仁寿が貪るように彩の口内を蹂躙する。くちゅっと口の中で唾液が混ざり合って、二人の吐息が重なるたびに耳を刺激する淫靡な音。ぎゅっと目を閉じた彩の鼻先を、仁寿の匂いがかすめた。
――いい香り。
先生以外に、いい匂いがする男の人を知らない。
彩がキスの合間に息を吸い込んだ瞬間、上半身がひやりとした。シャツがまくりあがって、露出した双丘をいじくられる。ブラジャーの寄せ効果を失った乳房が仁寿の手の中で形を変え、つんと勃った乳首を指の腹で円を描くように転がされた。
「は、ぁ……っ」
体を、痛痒いようなむずむずとした刺激が走る。
唾液で濡れた唇を少しだけ離して、仁寿が息を乱しながら「彩さん」と呼んだ。少しかすれたセクシーな低音に、耳が敏感に反応して背中がぞくぞくする。
呼びかけに応えるように開いた彩の目を、熱を孕んだ仁寿の視線が射貫く。彩の左胸が、どくんどくんといつもと違う不規則なリズムを刻み始めた。
「声……。彩さんの声、聞きたい」
懇願するような切なげな仁寿の表情に、胸がどきっとときめいて同時にちくりと痛む。赤い室内灯の明かりが、記憶の底から死霊のようによみがえって脳裏を真っ赤に染めていく。目の奥がじわりと熱くなって、彩は首を左右に振った。
「どうして?」
「変……、だから。わたしの声」