年下研修医の極甘蜜愛
――先生の服もあるし、ついでにわたしのも洗濯だけさせてもらおうかな。
バスケットに入った仁寿と自分の服、それから洗濯機の横に置いてある液体洗剤と柔軟剤を順に投入する。おしゃれな女子が使っていそうな香りのする柔軟剤に、なぜか仁寿らしさを感じた彩の表情がなごむ。
その時、仁寿がバスルームに入って来た。どことなくぼうっとして、いつもの元気みなぎる朗らかなオーラがない。彩は近づいてくる仁寿を凝視しながら、先生も人だったんだと妙な安心感を覚えた。
「おはようございます」
「おはよう、彩さん」
寝起きのかすれた声で彩に応えて、仁寿が顔を洗い始める。
あちこちピンとはねた寝ぐせだらけの黒い髪。本当なら左胸にあるであろうティーシャツの小さなワンポイントの刺繍が、右の肩甲骨付近でその存在をアピールしている。
先日は彩の方が遅く起きたから、知る由もなかった。初めて見る、完全オフの藤崎仁寿。貴重なショットに、彩は思わず笑みをこぼす。