年下研修医の極甘蜜愛


「はい、元気にしていましたよ。先生も変わりないですか?」

「うん。見てのとおり、すこぶる元気」

「なによりです。えっと、先生から頼まれていた医師免許証のコピーと、これ……、保健所に提出する書類を持ってきました。医師免許証は縮小してますけど、問題はないのでこのままあちらの秘書さんに渡してください。他の書類も確認していただいていいですか?」

「ああ……、うん」


 彩が、封筒から書類を出してテーブルに置く。仁寿がそれを手に取って、書類には目もくれずに彩の顔を覗き込んだ。メガネのレンズ越しに、つぶらな目がじっとこちらを見ている。


「どうかしました?」

「やっと会えたのに、彩さんが完全に仕事モードだ」

「そんなことないですよ」

「温度差を感じる」

 ぼそりとつぶやいた仁寿が、うなじをかいてがっくりとうなだれる。

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