ハル
私ってそんなに子供で、そんなに危なっかしいだろうか。
「ちょっと確認するだけですから」
突き放すように言ってキッチンから出たのと、向かい側にあるトイレから諒が出てくるのが同じタイミングだった。
「あぁ、ちょうどよかった。諒、真子ちゃんと一緒に笠原さんの家に行ってくれない?」
後から柴田さんがそう声を駆けてくる。
諒は少し驚いた顔で真子を見つめたあと、「わかった。一緒に行くよ」と短く返事をして玄関へと向かった。
私は慌ててその後を追いかける。
「なにも持たずに出るの?」
「持っていく必要ないだろ。隣なんだから」
「……それもそうか」
「ちょっと確認するだけですから」
突き放すように言ってキッチンから出たのと、向かい側にあるトイレから諒が出てくるのが同じタイミングだった。
「あぁ、ちょうどよかった。諒、真子ちゃんと一緒に笠原さんの家に行ってくれない?」
後から柴田さんがそう声を駆けてくる。
諒は少し驚いた顔で真子を見つめたあと、「わかった。一緒に行くよ」と短く返事をして玄関へと向かった。
私は慌ててその後を追いかける。
「なにも持たずに出るの?」
「持っていく必要ないだろ。隣なんだから」
「……それもそうか」