ハル
大きな機械が埋め込まれているようだけれど、それにしては片言だしアクションも起こせないことに首をかしげた。
「もしかしてマンで行くタイプのAIかな?」
呟くとハルがまた小首をかしげた。
「本人でもわからないんじゃ、わかんないかぁ」
段ボールの中を改めてみたけれど中には何も入っていない。
おじいちゃんはハルを開発するだけして、満足してしまったのかもしれない。
一般向けに販売されている様子もないし、ただの気まぐれで作ったのかも。
「まぁいっか。ハル、シャットダウンして」
再び片付けに取り掛かるために命令を出すがハルは相変わらず首をかしげたままだ。
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