大好きだった元彼と再会しましたが、私はもう結婚しています。
「分かってないな。俺はずっと千紘が好きだったんだぞ。千紘が結婚してた時だってずっとな。そんな俺が、いまさら他の女性になびくと思うか? むしろ心配なのは、どう考えても千紘の方だろ?」
「なっ……!」
それは、図星すぎて何も言い返せない。
でもそれは言わない約束だろうとも思う。
「もう絶対大丈夫よっ」
「じゃあ、俺が不安にならないようにしてくれる?」
そう言って穂高が私を抱き寄せ、唇が触れる。
ちゅ、ちゅ……と何度もキスが落ちてきて、呼吸が甘く乱れる。
そのうち、そっとブラウスの裾から手が入った。