大好きだった元彼と再会しましたが、私はもう結婚しています。
穂高は唇を離すと、私の頬を撫でながら訊いた。
「もっとしたい?」
「……うん」
「だよな。俺もだ」
穂高が少し笑って、私の額にキスを落とした。
「だからさ。来週末はちゃんと休んで、近くに泊まりでも行かない?」
「え……いいの?」
「あぁ。もちろん」
先の予定ができただけなのに、こんなにうれしくて胸が跳ねるなんて。
私は満たされた気持ちで、穂高の胸に顔を寄せた。