俺様御曹司はパイロットになって愛しい彼女を迎えに来る
進路を決める3者面談もなぜか二人は空についてきて担任と空達3人の話し合いになるのだったが、担任も3人ワンセットで考えていてくれたようで、しいて何も言われず大学を決めるのも2人に相談して決めたのだ。

隼人はパイロットになりたかったので九州にある航空大学に決めていて、先生からは合格圏内とお墨付きをもらっていた。

空はCAになりたかったので、短大でよかったのだが、二人は大学生活を楽しむのも大切だと言って4年制大学に行くように勧めた。それで英語科のある大学に行くことにした。

英語のほかにもう一ケ国語が話せる様になれば就職に有利だと二人が勧めてくれたのだ。

健吾も同じ大学の航空工学部に合格した。健吾は、管制官になりたかったのだ。

航空工学部と文系に英語科がある大学を二人で探して決めたのだ。

お陰で大学生になっても健吾がいてくれると思うと安心だった。

隼人は離れてしまうのだが、お互いの夢を実現するためなのだから寂しいのは我慢した。

でも必ず週に一度は3人でビデオ通信を楽しんだ。隼人の大学の話が楽しくて空は毎週金曜日の夜9時からのビデオ通信が楽しみだった。

それも大学二年生の時に、隼人たち家族がカナダに引越すという話が急に決まり、カナダの航空大学に無試験で編入できるという事になり、隼人もカナダ行きを決めた。

カナダに行けば自然と英語も身につくだろうし一石二鳥だと、親に説得されたらしい。

結局カナダに行ってしまった隼人と1年くらいはビデオ通信を続けたが、時差があって日本の真夜中がカナダの早朝という感じになる。

パソコンの画面に映る隼人は眠そうにしていたり、目の下に薄い隈ができていたりすることがあって、隼人に無理をさせているのを感じて悲しくなった。

パイロットになる為の航空大学は単位も厳しく、免許が取れると実地研修も多くなってくる。

ある日ビデオ通信をしている時に隼人が眠ってしまった時があり、風邪をひかないように大声で隼人を起こしてベッドに行かせたこともあった。
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