私が好きになったのはどっちなの?
スマホを手に取って静香さんにメッセージを送ろうとしたら、タイミングよく彼女がカフェに現れた。
「静香さ~ん」
大きく手を振れば、彼女が笑顔でこちらにやって来る。
「花梨さん、急いで着替えてたからもう帰ったのかと思った」
「急にコーヒーが飲みたくなって。あの突然ですが、今週の土曜日空いてます?」
「空いてるけど、なんで?」
「また、釣りに行きませんか? 先生も土曜空いてるそうで、オーケーもらいました」
あえて樹先生とは言わない。私が樹先生を誘ったと彼女に思われたくなかったのだ。
「そうなんだ? ホント、蓮先生と仲いいよね」
蓮先生とは約束していない。
多分、今週の土曜はルカ先生と一緒にドイツに発つはずだ。
次の日、一応蓮先生に念を押すように報告した。
「蓮先生、樹先生と土曜日釣りに行く約束しました」
「よかったね」
先生は優しく微笑んでくれたけど、もう私の頭をポンと叩いてはくれなかった。
なんだか急に距離を置かれた感じだ。
「静香さ~ん」
大きく手を振れば、彼女が笑顔でこちらにやって来る。
「花梨さん、急いで着替えてたからもう帰ったのかと思った」
「急にコーヒーが飲みたくなって。あの突然ですが、今週の土曜日空いてます?」
「空いてるけど、なんで?」
「また、釣りに行きませんか? 先生も土曜空いてるそうで、オーケーもらいました」
あえて樹先生とは言わない。私が樹先生を誘ったと彼女に思われたくなかったのだ。
「そうなんだ? ホント、蓮先生と仲いいよね」
蓮先生とは約束していない。
多分、今週の土曜はルカ先生と一緒にドイツに発つはずだ。
次の日、一応蓮先生に念を押すように報告した。
「蓮先生、樹先生と土曜日釣りに行く約束しました」
「よかったね」
先生は優しく微笑んでくれたけど、もう私の頭をポンと叩いてはくれなかった。
なんだか急に距離を置かれた感じだ。