私が好きになったのはどっちなの?
まだ目覚めていないけど、彼も私に微笑んでくれているような気がした。
ナースステーションに戻ると、再び業務を再開する。
今日は蓮先生がいないせいか、脳外病棟は静か。
いつも美人看護師とイチャついている先生を風紀委員のように注意するのが日課になっていたせいか、なんだか物足りない。
午後の体位交換をしながらそんなことを考えていたら、看護主任に声をかけられる。
「水森さん、この書類救急に持っていって」
「あっ、はい」
書類を受け取り、すぐに救急に向かう。
ひょっとしたらまた樹先生に会えるかも。
救急で看護師に書類を渡すと、それとなく樹先生の姿を捜す。
いつも急患でバタバタしているイメージの救急だけど、今の時間は患者さんが少ないのか落ち着いていた。
でも、いつ忙しくなるかわからないのよね。
私がバスの事故で運び込まれた時は患者が多すぎて、ストレッチャー乗せられたまま廊下で待たされたもん。
まさにこの場所。あの時はまさか自分が看護師になるなんて思ってもみなかったな。
昔を懐かしんでいたら、ドンと誰かにぶつかった。
「あっ、すみません」
慌てて謝って相手の顔を見ると、樹先生だった。
「い、樹先生!」
ナースステーションに戻ると、再び業務を再開する。
今日は蓮先生がいないせいか、脳外病棟は静か。
いつも美人看護師とイチャついている先生を風紀委員のように注意するのが日課になっていたせいか、なんだか物足りない。
午後の体位交換をしながらそんなことを考えていたら、看護主任に声をかけられる。
「水森さん、この書類救急に持っていって」
「あっ、はい」
書類を受け取り、すぐに救急に向かう。
ひょっとしたらまた樹先生に会えるかも。
救急で看護師に書類を渡すと、それとなく樹先生の姿を捜す。
いつも急患でバタバタしているイメージの救急だけど、今の時間は患者さんが少ないのか落ち着いていた。
でも、いつ忙しくなるかわからないのよね。
私がバスの事故で運び込まれた時は患者が多すぎて、ストレッチャー乗せられたまま廊下で待たされたもん。
まさにこの場所。あの時はまさか自分が看護師になるなんて思ってもみなかったな。
昔を懐かしんでいたら、ドンと誰かにぶつかった。
「あっ、すみません」
慌てて謝って相手の顔を見ると、樹先生だった。
「い、樹先生!」