私が好きになったのはどっちなの?
考えてみたら天才脳外科医の腕を練習に使わせてもらうなんてすごく贅沢だ。
「また課題をクリアしたら、練習付き合ってあげるよ。今日は樹と話せた?」
「まだ姿も見ていないです」
「まあ、頑張って。ところで昨日はメガネだったみたいだけど、目悪いの?」
「普段コンタクトで」
「メガネもかわいいって誰か看護師が言ってたけど、俺も見てみたいな」
『メガネもかわいい』って言われると嬉しいが、メガネの姿はあまり人に見られたくない。
「見なくていいです。メガネ不便だし、ガリ勉みたいになるので」
「俺もコンタクトで、家ではメガネかけるよ」
「そうなんですか? 先生は樹先生と違って視力いいのかと思ってました」
「院長もメガネだし、目が悪いのは家系だろうね」
いつも明るい蓮先生がちょっと暗い感じの顔で言うものだから、どう返していいのか困ってしまう。
「あっ、そうだ。先生の健康診断で採血させてくれたら、メガネしてきてもいいですよ」
「いいよ」
即答する先生に決め顔で言う。
「言っておきますが、私、採血も下手ですから」
「また課題をクリアしたら、練習付き合ってあげるよ。今日は樹と話せた?」
「まだ姿も見ていないです」
「まあ、頑張って。ところで昨日はメガネだったみたいだけど、目悪いの?」
「普段コンタクトで」
「メガネもかわいいって誰か看護師が言ってたけど、俺も見てみたいな」
『メガネもかわいい』って言われると嬉しいが、メガネの姿はあまり人に見られたくない。
「見なくていいです。メガネ不便だし、ガリ勉みたいになるので」
「俺もコンタクトで、家ではメガネかけるよ」
「そうなんですか? 先生は樹先生と違って視力いいのかと思ってました」
「院長もメガネだし、目が悪いのは家系だろうね」
いつも明るい蓮先生がちょっと暗い感じの顔で言うものだから、どう返していいのか困ってしまう。
「あっ、そうだ。先生の健康診断で採血させてくれたら、メガネしてきてもいいですよ」
「いいよ」
即答する先生に決め顔で言う。
「言っておきますが、私、採血も下手ですから」