私が好きになったのはどっちなの?
そういえば、先生は患者さんのために手のケアだってちゃんと気を配ってしてる。
「……はい。これからは気をつけます」
持ってきたバッグから救急セットを取り出し、先生は私の手を消毒して絆創膏を貼る。
「治療費一万円」
しゅんとなっている私に、蓮先生は悪戯っぽく笑って手を差し出す。
「ぼ、ぼったくりすぎです!」
ギョッとして抗議すれば、蓮先生が決め顔で言う。
「天才脳外科医が処置したんだよ」
「自分で言いますか! 先生はもうちょっと謙虚になった方がカッコいいですよ。顔はいいのにもったいない」
超絶美形なのに、彼はわざと三枚目な発言をする。
「顔はいいと思ってるんだ? まあ、樹と瓜二つだしね」
蓮先生がニヤリとしてつっこんできたけど、彼の自虐的な発言が気になって思わず強く言い返す。
「いや……違うでしょう? 蓮先生は蓮先生で、樹先生は樹先生ですよ。似てるけど、違います」
私の言葉に先生が微かに目を大きく見開く。
「……はい。これからは気をつけます」
持ってきたバッグから救急セットを取り出し、先生は私の手を消毒して絆創膏を貼る。
「治療費一万円」
しゅんとなっている私に、蓮先生は悪戯っぽく笑って手を差し出す。
「ぼ、ぼったくりすぎです!」
ギョッとして抗議すれば、蓮先生が決め顔で言う。
「天才脳外科医が処置したんだよ」
「自分で言いますか! 先生はもうちょっと謙虚になった方がカッコいいですよ。顔はいいのにもったいない」
超絶美形なのに、彼はわざと三枚目な発言をする。
「顔はいいと思ってるんだ? まあ、樹と瓜二つだしね」
蓮先生がニヤリとしてつっこんできたけど、彼の自虐的な発言が気になって思わず強く言い返す。
「いや……違うでしょう? 蓮先生は蓮先生で、樹先生は樹先生ですよ。似てるけど、違います」
私の言葉に先生が微かに目を大きく見開く。