季節は巡り、隣のあなたはいつでも美しい
翌朝、もう一度部屋風呂に入って澪の機嫌を直してから食堂に向かう。
朝ごはんはバイキングで、つい、あれもこれも取り過ぎる。
「澪は白飯より粥か?」
「はい。あとお味噌汁と焼き魚をお願いします」
「小鉢は?」
「えっと大根おろしとしらす和えを」
「それだけでいいのか」
「イチゴが待ってますので」
澪の分も取って食ってたら、藤乃と花音もトレーいっぱいに食べ物持ってきた。
「澪さん、デザートのところに、イチゴの食べ比べがあったよ」
「えっ、食べたいです……! でも、イチゴ狩りが……」
「一つずつ、味の確認をしたらいいと思う」
「そうします!」
藤乃に丸め込まれて澪が立ち上がるから、俺もついてく。
花音が「お兄ちゃん、過保護だなあ」とつぶやいているけど、それはお前の旦那に言え。
澪は十種類のイチゴを一つずつ食べていた。
俺も食うけど、全部イチゴだと思う。
朝飯の後は片付けてチェックアウトして、イチゴ狩りへ。
「すごい、あっちにもこっちにもイチゴ狩りがあります!」
「たしかに……まじでイチゴ農家だらけだな」
午前中の運転は藤乃に任せて、俺と澪はのんびり後ろで外を眺めた。
そこらじゅうにイチゴ狩りの看板があって、どこ行きゃいいのかちっともわからん。
「あ、ここだ」
藤乃が目当てのイチゴ農家を見つけて車を止める。
そわそわする澪を連れて受付を済ませてハウスに入ると、一気にイチゴの匂いに包まれた。
「これ、全部食べていいんですか」
「いいよ」
「えっと、えっと……端から順に行きましょう!」
はしゃぐ澪についていく。
藤乃と花音も適当に畝の間を進んでいた。
近くのイチゴをもいで食ったら甘くてうまい。
「うまいなー」
「はい! おいしいです!」
目輝かせてる澪の写真撮ったり、ついでに藤乃と花音も撮っとく。
よさそうなイチゴを澪に食べさせると嬉しそうにするから、つい食べさせすぎそうになる。
「瑞希さん、別の品種も食べたいです」
「おう」
「わ、さっきと全然味が違います!」
「ほんとだ。さっぱりしてて美味えな」
一時間くらい食って、澪が
「もう入らないです……」
と涙目で言うので切り上げた。
朝ごはんはバイキングで、つい、あれもこれも取り過ぎる。
「澪は白飯より粥か?」
「はい。あとお味噌汁と焼き魚をお願いします」
「小鉢は?」
「えっと大根おろしとしらす和えを」
「それだけでいいのか」
「イチゴが待ってますので」
澪の分も取って食ってたら、藤乃と花音もトレーいっぱいに食べ物持ってきた。
「澪さん、デザートのところに、イチゴの食べ比べがあったよ」
「えっ、食べたいです……! でも、イチゴ狩りが……」
「一つずつ、味の確認をしたらいいと思う」
「そうします!」
藤乃に丸め込まれて澪が立ち上がるから、俺もついてく。
花音が「お兄ちゃん、過保護だなあ」とつぶやいているけど、それはお前の旦那に言え。
澪は十種類のイチゴを一つずつ食べていた。
俺も食うけど、全部イチゴだと思う。
朝飯の後は片付けてチェックアウトして、イチゴ狩りへ。
「すごい、あっちにもこっちにもイチゴ狩りがあります!」
「たしかに……まじでイチゴ農家だらけだな」
午前中の運転は藤乃に任せて、俺と澪はのんびり後ろで外を眺めた。
そこらじゅうにイチゴ狩りの看板があって、どこ行きゃいいのかちっともわからん。
「あ、ここだ」
藤乃が目当てのイチゴ農家を見つけて車を止める。
そわそわする澪を連れて受付を済ませてハウスに入ると、一気にイチゴの匂いに包まれた。
「これ、全部食べていいんですか」
「いいよ」
「えっと、えっと……端から順に行きましょう!」
はしゃぐ澪についていく。
藤乃と花音も適当に畝の間を進んでいた。
近くのイチゴをもいで食ったら甘くてうまい。
「うまいなー」
「はい! おいしいです!」
目輝かせてる澪の写真撮ったり、ついでに藤乃と花音も撮っとく。
よさそうなイチゴを澪に食べさせると嬉しそうにするから、つい食べさせすぎそうになる。
「瑞希さん、別の品種も食べたいです」
「おう」
「わ、さっきと全然味が違います!」
「ほんとだ。さっぱりしてて美味えな」
一時間くらい食って、澪が
「もう入らないです……」
と涙目で言うので切り上げた。