秘密な恋愛
「俺、芽依以外に触れたいと思わねぇよ。」

芽依の呼吸が、少しずつ整っていく。
「さっきの。花菜ちゃん…わざと…だよね」

「分かってる」
佑陽は、短く息を吐いた。

「芽依がいたの、気づいた上でやった。俺を揺らすためじゃなく芽依を不安にさせるためだって。」

キュッと佑陽の服を握る芽依の手は震え

「··やだ」
「芽依··?」

「私の··彼氏だもん··佑陽くん 」
と下を向き小さな震える声で呟く芽依。

その仕草と言葉に
佑陽の胸がきゅっと強く締めつけられた。

「··芽依、俺の部屋来て」
と耳元で呟く佑陽。

ドキっとなる芽依の鼓動。
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