秘密な恋愛
それから数日後。

「お前、本気なんだな?」
再確認するかのように尋ねる
マネージャーの飯田。

「もう無理。終わらせる」
そう口にするハルは
冷静だが言葉に怒りを感じさせる。


「わかったよ。お前が、満足するならおもっきり言ってこい」
とハルの背中を押す。



パシャパシャとカメラの光。
事務所を通し、急遽集められた記者たちの前。
フラッシュが瞬く中、佑陽··ハルは、
一歩前に出た。

ざわつく空気。
「復縁ですか?」

「篠宮花菜さんとの関係は?」

重なる声に、ハルは一度だけ深く息を吸う。

「はっきり言います」

場が、静まる。


「記事に出てる内容は全部、事実じゃない。
復縁も、密会も、してません」

きっぱりと、迷いのない声。

「写真は過去のものだし、誤解を招く形で使われてる。俺は今、篠宮花菜とは何の関係もありません」

ザワザワとする場の空気。

「でも向こうは否定してないですよね」

「向こう側が一方的に言ってるだけです。」
佑陽は視線を逸らさず、続けた。

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