秘密な恋愛
"俺の彼女だから"
その言葉で
胸がキュっとする芽依。

「他の女の子怒っちゃうよ?笑」

キュ…
「んなの関係ねぇよ。俺が好きなんだからしょうがねぇだろ…」

佑陽は芽依を抱きしめ
切ない声で呟く。
その声で芽依は

(本気···なんだ)
とほんとに思えたけれどまだどこか
信じられなく···

「でもっ··どうして私?ほらっすごく美人でも可愛くもないしっ笑。佑陽くんなら、もっといい子いるかなって····私じゃ…佑陽くんと似合わないよ」

芽依は軽く笑いながら話すも
気づけば
ふと涙が溢れていた。

「··芽依?」
そんな芽依の涙を佑陽は手で拭い

「そっか、私の反応が面白いからでしょ?笑 すぐ恥ずかしくて赤くなるし···。好きになるの怖いとか言うくらい恋愛に奥手だか··」

その瞬間
芽依の言葉を遮るように
佑陽の手が芽依の耳元に触れ
ふと佑陽と目が合い

「芽依、それ以上言うならキスするけど。いいの?」

と真剣な声で呟く佑陽。

ドキ···
「佑··」

佑陽との距離が近く
今にも心臓が飛び出そうになるくらい
芽依の鼓動が早くなる。

「··ちゃんと話すから。俺が芽依を好きになった理由」

その言葉を聞き
芽依は静かに頷く。


2人は観覧車を降り、
遊園地を出て歩きながら
話した。

手をつなぎ
少し前を佑陽が歩き
その後ろを歩く芽依。


< 96 / 299 >

この作品をシェア

pagetop