運命の恋は、スマホの外にありました
こんな初対面の女の愚痴にも、龍介さんは「アプリで出会うのも大変なんだね」と頷いてくれる。
優しい上にイケメンときたら、相当モテるんだろうなぁ。無理やり共感させちゃって、申し訳ないよ。
「龍介さんは、ゴージャスな恋ばかりしてそうですよね」
「何? ゴージャスな恋って」
私の言葉に、龍介さんが首を傾げる。
「何万円もするような高級ディナーとか、ハイブランドの誕生日プレゼントとか、海外旅行でラグジュアリーなホテルに泊まるとか」
具体例を挙げると、彼は「ははっ」と面白がるように笑った。
「やけに詳しいね」
「SNSの弊害です」
そういう投稿ばっかり見てるから、余計に拗らせちゃうんだよね。
見なきゃいいだけの話なのに、キラキラ女子は人気があるから、SNSのおすすめに上がってきて、結局見ちゃうのよ。
「華恋ちゃんは、そういうデートがしたいの?」
龍介さんの問い掛けに、ちょっと考えてから、ゆるゆると首を横に振る。
「いえ、別に。私がしたいのは、公園をゆったりお散歩してから、カフェにご飯を食べに行くようなデートですかねぇ」
「じゃあ、華やかな恋を羨ましがらなくてもいいんじゃないの?」
「うっ、仰る通りです」
的確な意見が胸に響く。
そういえば、友達とこんな本音トークをしなくなったな。妙に気を使い合っちゃって、これもアラサーになったからなのかな?
「俺からすれば、カフェデートも充分華やかだけどね」
「えっ?」
意外な言葉に瞬きする。
「龍介さんがデートで行く場所は、高級フレンチレストランじゃないんですか?」
「何でそうなるの? 行ったことないよ、そんな場所」
苦笑する龍介さん。
あれっ、つまりこれは……。
「私、龍介さんを誤解してたかも」
「その通り。今の俺はスーツでビシッとキメてるけど、プライベートは結構ダラけてるからな」
「へぇ、そうなんですか」
優しい上にイケメンときたら、相当モテるんだろうなぁ。無理やり共感させちゃって、申し訳ないよ。
「龍介さんは、ゴージャスな恋ばかりしてそうですよね」
「何? ゴージャスな恋って」
私の言葉に、龍介さんが首を傾げる。
「何万円もするような高級ディナーとか、ハイブランドの誕生日プレゼントとか、海外旅行でラグジュアリーなホテルに泊まるとか」
具体例を挙げると、彼は「ははっ」と面白がるように笑った。
「やけに詳しいね」
「SNSの弊害です」
そういう投稿ばっかり見てるから、余計に拗らせちゃうんだよね。
見なきゃいいだけの話なのに、キラキラ女子は人気があるから、SNSのおすすめに上がってきて、結局見ちゃうのよ。
「華恋ちゃんは、そういうデートがしたいの?」
龍介さんの問い掛けに、ちょっと考えてから、ゆるゆると首を横に振る。
「いえ、別に。私がしたいのは、公園をゆったりお散歩してから、カフェにご飯を食べに行くようなデートですかねぇ」
「じゃあ、華やかな恋を羨ましがらなくてもいいんじゃないの?」
「うっ、仰る通りです」
的確な意見が胸に響く。
そういえば、友達とこんな本音トークをしなくなったな。妙に気を使い合っちゃって、これもアラサーになったからなのかな?
「俺からすれば、カフェデートも充分華やかだけどね」
「えっ?」
意外な言葉に瞬きする。
「龍介さんがデートで行く場所は、高級フレンチレストランじゃないんですか?」
「何でそうなるの? 行ったことないよ、そんな場所」
苦笑する龍介さん。
あれっ、つまりこれは……。
「私、龍介さんを誤解してたかも」
「その通り。今の俺はスーツでビシッとキメてるけど、プライベートは結構ダラけてるからな」
「へぇ、そうなんですか」