クールな秋くんと絆される咲菜ちゃん
「―――――………綺麗…//////」

クリスマス。
秋鷹と咲菜は、イルミネーションを見に街へ来ていた。

クリスマスということもあり、何処も豪華に装飾されている。
目を輝かせ、見入っている咲菜。

そんな咲菜を見つめ、秋鷹も微笑んでいる。
そして、意を決したように咲菜を呼んだ。

「咲菜」

「ん?」

「向こうに行こ?」

秋鷹が、人の少ない所に移動する。
そして、咲菜を見据えた。

「咲菜」

「う、うん…」
秋鷹の表情があまりにも硬くて、途端に緊張してくる咲菜。

「咲菜は、大学卒業したらどうするの?」

「え?」

「来年三年になる。
少しずつ、将来のことに向き合い始める年でしょ?
咲菜は、どんな風に考えてるのかなって」

「………」
黙ってしまい、少し秋鷹から視線を逸らす咲菜。

「咲菜?」
秋鷹が優しく頭を撫でる。

すると咲菜が、秋鷹を見上げて「聞いても、引かない?」と問いかけた。

秋鷹が、ゆっくり頷く。

「………秋くんの…」

「うん」

「秋くんのお嫁さんになりたい」

「………」

「………」

「………」

「………」

「……//////」
しばらく沈黙が続いて、秋鷹の顔が明らかに赤くなった。

「秋くん?
何か言って?
引かないでとは言ったけど、何もコメントされないのも辛い…」

「………良いの?」

「え…?」

「俺のお嫁さん、なってくれるの?」

「う、うん!!なりたい!!」
秋鷹からの応えに、咲菜は嬉しそうに頷いた。

「じゃあ、今から一緒に指輪買いに行ってくれる?」

「行くっ!!!!」


二人はジュエリーショップへ向かい、ペアリングを購入した。

そして…………

「咲菜。
大学卒業したら、俺のお嫁さんになって?」

秋鷹が咲菜の左手の薬指に指輪をはめながら、プロポーズをした。

咲菜も、秋鷹の左手の薬指に指輪をはめながら「はい!」と大きく頷いた。

そして咲菜のプレゼントしたお揃いのジャンパーを着て、写真を沢山撮った。



この日の咲菜は、秋鷹が見てきた中で一番綺麗で、幸せそうに笑っていた。



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