あなたとは合わないと思っていたけれど
「そう。でもお腹が空いてる状態で飲んだせいか、いつの間にか眠くなってしまって……この人を駄目にするクッションのせいかもしれないです」
香澄は自分が座っているクッションをポスんと叩いた。確かに彼女のクッションは寝心地が良さそうだ。実は武琉も初めて見たときから少しだけ気になっていたが、さすがに座らせてくれと言うのは厚かましいだろう思い、まだ座り心地は確かめられていない。
「そうだ。お土産を買ってきたんだ」
武琉はダイニングテーブルに置いておいたキャンドルを取り、香澄に差し出した。
「お土産?」
香澄は目を丸くした。きっと名ばかりの夫からのお土産なんて一切期待していなかったのだろう。武琉は苦笑いになった。
「よかったら使って?」
「はい。ありがとうございます……今、空けても?」
遠慮がちな香澄に、武琉は「もちろん」と応じる。
香澄は丁寧な手つきで包装を開き、中から乳白色のキャンドルを取り出した。側面には金色の星座が装飾されている。
「わあ、可愛い! しかも射手座だ!」
香澄は高い声を上げて顔を輝かせた。
それまでの遠慮がちな雰囲気から一転して、感情が溢れている。
どうやら気に入って貰えたようだ。武琉の胸に温かな喜びが広がっていく。
菜恵に勧められて買ったお土産だが、こんな笑顔を見られるならこれからもっとプレゼントを贈ろうか。そんな気持ちがこみ上げる。
香澄は自分が座っているクッションをポスんと叩いた。確かに彼女のクッションは寝心地が良さそうだ。実は武琉も初めて見たときから少しだけ気になっていたが、さすがに座らせてくれと言うのは厚かましいだろう思い、まだ座り心地は確かめられていない。
「そうだ。お土産を買ってきたんだ」
武琉はダイニングテーブルに置いておいたキャンドルを取り、香澄に差し出した。
「お土産?」
香澄は目を丸くした。きっと名ばかりの夫からのお土産なんて一切期待していなかったのだろう。武琉は苦笑いになった。
「よかったら使って?」
「はい。ありがとうございます……今、空けても?」
遠慮がちな香澄に、武琉は「もちろん」と応じる。
香澄は丁寧な手つきで包装を開き、中から乳白色のキャンドルを取り出した。側面には金色の星座が装飾されている。
「わあ、可愛い! しかも射手座だ!」
香澄は高い声を上げて顔を輝かせた。
それまでの遠慮がちな雰囲気から一転して、感情が溢れている。
どうやら気に入って貰えたようだ。武琉の胸に温かな喜びが広がっていく。
菜恵に勧められて買ったお土産だが、こんな笑顔を見られるならこれからもっとプレゼントを贈ろうか。そんな気持ちがこみ上げる。