The Melody of My Love for Youー君への恋の旋律
登校してすぐ、昇降口で靴を履き替えながらも、妃那の頭の中は朝の通知のことでいっぱいだった。
教室に入ると、いつもの席に律が座っていた。
その姿を見ただけで、妃那の心臓は跳ねる。
「……おはよう」
声をかけようか迷ったけれど、結局小さな声で挨拶するだけになった。
律は顔を上げ、少し眠そうな目で「おはよう」と返してくれる。
その一言だけで、妃那の頬は熱くなった。
──コメントのこと、思い出しちゃう。
「自分の気持ちと一緒」って、どういう意味だったんだろう。
ただの偶然?それとも……。 授業が始まっても、妃那の視線は自然と律へ吸い寄せられる。
黒板に向かうふりをしながら、ちらりと斜め前を見る。
律は真面目にノートを取っている。
けれど、時折ペンを止めて、窓の外を眺める横顔が妙に大人びて見えた。
胸がぎゅっと締め付けられる。
「……意識しすぎだよ、私」
心の中でそう呟いても、どうしても律の存在が気になってしまう。
昨日の夜、眠い目をこすりながら必死に投稿した曲。
妃那はノートの端に、また小さく走り書きをしてしまう。
──「あなたの横顔に 心が揺れる」 授業の内容なんて、もう頭に入ってこなかった。
教室に入ると、いつもの席に律が座っていた。
その姿を見ただけで、妃那の心臓は跳ねる。
「……おはよう」
声をかけようか迷ったけれど、結局小さな声で挨拶するだけになった。
律は顔を上げ、少し眠そうな目で「おはよう」と返してくれる。
その一言だけで、妃那の頬は熱くなった。
──コメントのこと、思い出しちゃう。
「自分の気持ちと一緒」って、どういう意味だったんだろう。
ただの偶然?それとも……。 授業が始まっても、妃那の視線は自然と律へ吸い寄せられる。
黒板に向かうふりをしながら、ちらりと斜め前を見る。
律は真面目にノートを取っている。
けれど、時折ペンを止めて、窓の外を眺める横顔が妙に大人びて見えた。
胸がぎゅっと締め付けられる。
「……意識しすぎだよ、私」
心の中でそう呟いても、どうしても律の存在が気になってしまう。
昨日の夜、眠い目をこすりながら必死に投稿した曲。
妃那はノートの端に、また小さく走り書きをしてしまう。
──「あなたの横顔に 心が揺れる」 授業の内容なんて、もう頭に入ってこなかった。