初恋の続きはトキメキとともに。
「本社営業部では、毎年秋に大規模な展示会を開催している。そろそろ準備を開始する時期なんだが、今年は広瀬のチームにメイン担当を任せている。南雲には展示会を成功させるための準備にも取り組んでもらう。秋まで忙しくなると思うが覚悟しておけ」
聞いただけで大変そうな響きのする業務内容に、私は人知れずゴクリと唾を呑んだ。
異動に伴って慣れない環境で四苦八苦するだろうと覚悟はしてきた。
でも、もしかすると想像以上の事態になるかもしれない。
……ううっ、私、本当にここでやっていけるかな……? 足手まといになりそう。
その後、井澤課長からは事業部方針や営業一課の年間目標などを教授してもらい、面談は約1時間で終了となった。
おそらく課長は容赦なくどんどん仕事を振って部下を育てるタイプなのだろう。
面談を終えた今、私には課題が山積みだ。
一日でも早くアシスタント業務を覚え、そして同時に展示会準備にも尽力しなければならない。
「南雲さん、お疲れ様でした! 続いて本社の案内と関係部署への挨拶回りですけど、今から行けますか? それともちょっと休憩します?」
「大丈夫……! 高梨さん、お願いします」
本音を言えば、頭がパンクしそうで休憩したかったけれど、少しでも早く仕事を覚えるためには休んでいる暇はない。
私は自分自身に喝を入れ、予定通り高梨さんに案内してもらって本社内の主要な場所を見て回った。
「地下の社員食堂がすごく広いね。メニューも充実してるし。それにカフェやコンビニがビル内に入ってるのも嬉しいなぁ」
「神奈川支社はそうじゃなかったんですか?」
「うん、やっぱり本社に比べて人数が少ないから全体的にもっと小規模でアットホームな感じだったの」
本社には色んな部署の人がいる。
企画、開発、研究などの部署は支社にはなかった。
それに上層階に役員専用フロアがあるのも本社ならではだ。
聞いただけで大変そうな響きのする業務内容に、私は人知れずゴクリと唾を呑んだ。
異動に伴って慣れない環境で四苦八苦するだろうと覚悟はしてきた。
でも、もしかすると想像以上の事態になるかもしれない。
……ううっ、私、本当にここでやっていけるかな……? 足手まといになりそう。
その後、井澤課長からは事業部方針や営業一課の年間目標などを教授してもらい、面談は約1時間で終了となった。
おそらく課長は容赦なくどんどん仕事を振って部下を育てるタイプなのだろう。
面談を終えた今、私には課題が山積みだ。
一日でも早くアシスタント業務を覚え、そして同時に展示会準備にも尽力しなければならない。
「南雲さん、お疲れ様でした! 続いて本社の案内と関係部署への挨拶回りですけど、今から行けますか? それともちょっと休憩します?」
「大丈夫……! 高梨さん、お願いします」
本音を言えば、頭がパンクしそうで休憩したかったけれど、少しでも早く仕事を覚えるためには休んでいる暇はない。
私は自分自身に喝を入れ、予定通り高梨さんに案内してもらって本社内の主要な場所を見て回った。
「地下の社員食堂がすごく広いね。メニューも充実してるし。それにカフェやコンビニがビル内に入ってるのも嬉しいなぁ」
「神奈川支社はそうじゃなかったんですか?」
「うん、やっぱり本社に比べて人数が少ないから全体的にもっと小規模でアットホームな感じだったの」
本社には色んな部署の人がいる。
企画、開発、研究などの部署は支社にはなかった。
それに上層階に役員専用フロアがあるのも本社ならではだ。