初恋の続きはトキメキとともに。
「なるほど……! さすが主任、人をやる気にさせるのが上手すぎです!」
「それはどうも。……ということで、南雲さん。せっかく他部署から異動してきたんだし、もし気づいたことがあれば気兼ねなく教えてね。きっと総務のやり方の方がスムーズなこととかもあるだろうからさ。改善してチームの業務効率が上がれば俺も助かるし」
「はい! 承知しました……!」
確かに高梨さんの言う通り、広瀬主任は人の意欲を掻き立てるのが上手い。
頼りにされて「もっと頑張ろ!」とますます仕事へのやる気が奮い立った。
「あ、そうだ! 話変わりますけど、主任、今日19時までに仕事終わりそうですか?」
「もちろんそのつもりで段取ってるよ。今日は外がかなり暑いから、仕事終わりのビールが美味しいだろうね。南雲さんはお酒飲める人?」
「はい。強くはないですけど、一応飲めます」
「そうなんだ。じゃあ終業後に美味しいビールを心置きなく堪能するためにも、残り数時間、もうひと踏ん張り頑張ろか。高梨さんもね?」
「はーい!」
広瀬主任の一言を機にしばしの歓談を切り上げ、チームのみんなは黙々と各々仕事へ打ち込み出した。
今日の夜は、私の歓迎会という名目の営業一課での飲み会が予定されている。
お酒好きな人が多いらしく、みんな楽しみにしているようだ。
私は壁に飾った時計にチラリと目を向けた。
時計の針は午後4時過ぎを指している。
……今日は金曜日。もう少し頑張れば週末だからゆっくりできる! 頑張ろう!
隣の席に広瀬主任がいるという信じられない環境にも幾分慣れた私は、一度目を閉じ気合を入れ直すと、真っ直ぐに前を向き集中して仕事に取り組み出した。
◇◇◇
「はーい、皆さん! 飲み物はお手元に届いたっすかー? それじゃあ今週も1週間お疲れ様っした! そして南雲さん、ようこそ営業一課へ! では、かんぱ〜い!」
「「「乾杯ーー!」」」
幹事である久我くんの音頭に合わせて、みんなが笑顔でグラス同士を軽く打ち合わせる。
真夏の夜空に、カチンと、涼やかな音が響いた。
「それはどうも。……ということで、南雲さん。せっかく他部署から異動してきたんだし、もし気づいたことがあれば気兼ねなく教えてね。きっと総務のやり方の方がスムーズなこととかもあるだろうからさ。改善してチームの業務効率が上がれば俺も助かるし」
「はい! 承知しました……!」
確かに高梨さんの言う通り、広瀬主任は人の意欲を掻き立てるのが上手い。
頼りにされて「もっと頑張ろ!」とますます仕事へのやる気が奮い立った。
「あ、そうだ! 話変わりますけど、主任、今日19時までに仕事終わりそうですか?」
「もちろんそのつもりで段取ってるよ。今日は外がかなり暑いから、仕事終わりのビールが美味しいだろうね。南雲さんはお酒飲める人?」
「はい。強くはないですけど、一応飲めます」
「そうなんだ。じゃあ終業後に美味しいビールを心置きなく堪能するためにも、残り数時間、もうひと踏ん張り頑張ろか。高梨さんもね?」
「はーい!」
広瀬主任の一言を機にしばしの歓談を切り上げ、チームのみんなは黙々と各々仕事へ打ち込み出した。
今日の夜は、私の歓迎会という名目の営業一課での飲み会が予定されている。
お酒好きな人が多いらしく、みんな楽しみにしているようだ。
私は壁に飾った時計にチラリと目を向けた。
時計の針は午後4時過ぎを指している。
……今日は金曜日。もう少し頑張れば週末だからゆっくりできる! 頑張ろう!
隣の席に広瀬主任がいるという信じられない環境にも幾分慣れた私は、一度目を閉じ気合を入れ直すと、真っ直ぐに前を向き集中して仕事に取り組み出した。
◇◇◇
「はーい、皆さん! 飲み物はお手元に届いたっすかー? それじゃあ今週も1週間お疲れ様っした! そして南雲さん、ようこそ営業一課へ! では、かんぱ〜い!」
「「「乾杯ーー!」」」
幹事である久我くんの音頭に合わせて、みんなが笑顔でグラス同士を軽く打ち合わせる。
真夏の夜空に、カチンと、涼やかな音が響いた。