幼なじみドクターはクールなふりして愛妻家
「美葉、力抜いてて」
「うん。……来て」
たっぷりキスを交わした後、私たちは固く手を握り合い、とうとうひとつになった。
痛みはあったけれど耐えられる程度で、それ以上に、自分の中に洸を受け入れられたことがうれしかった。
胸をぴたりと寄せ合って、しばらく動かないまま、お互いの肌が馴染んでいくのを待つ。
心と体の両方が、満たされていくのを感じる。
「洸……私今、すごく幸せ」
「俺も。気を抜いたら死にそう」
本当にうっとりした声で呟く彼がかわいくて、ふっと微笑みが漏れる。
「そんなに?」
「嘘。盛った。もっと気持ちよくなりたいから死なないよ」
「……ばか」
ベッドの上ではお互いの軽口さえ甘く聞こえて、クスクス笑いながらも体は彼を欲しがって疼いていた。
洸も動かない状態には飽きたようで、緩やかな動きから徐々に激しい腰使へと変わっていく。
熱く濃厚な時間は、お互いの体力が果てるまでひと晩中続いた。