私の理想の王子様
「皆さんこんにちは。本日メイクデモンストレーションを担当します、朝哉と申します」
朝哉の声に「きゃー」と歓声が上がる。
でも、第一声はやはり声が上ずっているように感じた。
(落ち着くのよ、朝子……)
朝子はそう自分に言い聞かせながら、顔を上げる。
そして観客席の奥、朝子の正面に立つ人影を見てはっと目を開いた。
いつもの包み込むような笑顔で、朝子を見つめているのは須藤だ。
(瑛太さん、来てくれたんだ)
朝子は須藤の顔に小さくうなずくと、急に落ち着きを取り戻したように滑らかに言葉が出てくる。
そのまま朝子はモデルに向かうと、次々にメイクを仕上げていった。
今回は三人のモデルにそれぞれ全く違うメイクをする。
ナチュラルメイク、パーティメイク、そして男装メイクだ。
手早くメイクを仕上げ、モデルが舞台の中央に立つと、割れんばかりの歓声が上がる。
朝子は皆に手を上げて歓声にこたえると、手を振りながら舞台を降りたのだ。
朝哉の声に「きゃー」と歓声が上がる。
でも、第一声はやはり声が上ずっているように感じた。
(落ち着くのよ、朝子……)
朝子はそう自分に言い聞かせながら、顔を上げる。
そして観客席の奥、朝子の正面に立つ人影を見てはっと目を開いた。
いつもの包み込むような笑顔で、朝子を見つめているのは須藤だ。
(瑛太さん、来てくれたんだ)
朝子は須藤の顔に小さくうなずくと、急に落ち着きを取り戻したように滑らかに言葉が出てくる。
そのまま朝子はモデルに向かうと、次々にメイクを仕上げていった。
今回は三人のモデルにそれぞれ全く違うメイクをする。
ナチュラルメイク、パーティメイク、そして男装メイクだ。
手早くメイクを仕上げ、モデルが舞台の中央に立つと、割れんばかりの歓声が上がる。
朝子は皆に手を上げて歓声にこたえると、手を振りながら舞台を降りたのだ。