私の理想の王子様
「智乃ちゃん、ありがとう。今の言葉で、視界が開けた感じ。智乃ちゃんって、すごくカッコいいね」
朝子の言葉に智乃は急に照れたように頭に手を当てる。
「えへへ、そうでもないですよぉ?」
頬をピンクに染めながら、再びパスタを口にする智乃にくすりと笑った朝子は、テーブルに置いていた自分のスマートフォンにパッと表示された通知に目を止める。
送信相手はミチルだ。ドキドキとわずかに震える指先で画面をタップした朝子は、小さく「あっ」と声を出した。
『異業種交流会 忘年会のお知らせ』
メッセージには一斉に送ったであろう、忘年会の詳細と出欠確認の内容が記載してある。
このタイミングでの会の開催は、朝子にとっては願ってもないものだ。
(もう一度朝哉になって、須藤さんが何を考えてるのか確認したい)
そう思いながら画面をスクロールした朝子は、自分だけに付け加えられたであろうメッセージを見つけて手を止めた。
『その日、朝哉さんに二人だけでお話したいことがあります。絶対に参加してください。ミチル』
ミチルのメッセージに、朝子の胸がざわつき出す。
(二人だけで話って……まさか……)
バーベキューの日、朝哉に恋人がいるのか聞いてきたミチルの顔が思い浮かんだ。
朝子の言葉に智乃は急に照れたように頭に手を当てる。
「えへへ、そうでもないですよぉ?」
頬をピンクに染めながら、再びパスタを口にする智乃にくすりと笑った朝子は、テーブルに置いていた自分のスマートフォンにパッと表示された通知に目を止める。
送信相手はミチルだ。ドキドキとわずかに震える指先で画面をタップした朝子は、小さく「あっ」と声を出した。
『異業種交流会 忘年会のお知らせ』
メッセージには一斉に送ったであろう、忘年会の詳細と出欠確認の内容が記載してある。
このタイミングでの会の開催は、朝子にとっては願ってもないものだ。
(もう一度朝哉になって、須藤さんが何を考えてるのか確認したい)
そう思いながら画面をスクロールした朝子は、自分だけに付け加えられたであろうメッセージを見つけて手を止めた。
『その日、朝哉さんに二人だけでお話したいことがあります。絶対に参加してください。ミチル』
ミチルのメッセージに、朝子の胸がざわつき出す。
(二人だけで話って……まさか……)
バーベキューの日、朝哉に恋人がいるのか聞いてきたミチルの顔が思い浮かんだ。