二次元彼氏がいるのでリアルな恋は遠慮します
02 給湯室での密会
桐島くんとの一件があってからはじめての出勤日。
彼と同じ路線ユーザーであることが判明した私は、朝から顔を合わせるかもしれないと身構えていたけれど、その予想に反して桐島くんと一緒になることはなかった。
それどころか、同じフロアで仕事しているのに言葉を交わすどころか目が合うことすらない。
私が勤めている制作会社は三つの部署に分かれており、WEB制作、動画制作、広告制作で執務フロアが異なっている。
桐島くんとは同じ部署で、チームこそ違えど、執務フロアは同じだ。
私が籍を置くプランナーチームの島から少し離れたところに彼が在籍する開発チームがあって、立ち上がるとお互いのデスクが見える。
だから立ち上がるたびに桐島くんの様子を窺っていたけれど、彼はいつもと変わらない様子でパソコンに向かっていた。
そのあとも何度か開発チームの人たちと話をするために桐島くんの近くまで行ったけれど、彼は"私のことなんて興味ありません"といったすまし顔でパソコン画面を見つめている。
相変わらず他の社員に話しかけられても無表情で、突発的に発生した雑談にも参加する様子は見受けられなかった。
彼と同じ路線ユーザーであることが判明した私は、朝から顔を合わせるかもしれないと身構えていたけれど、その予想に反して桐島くんと一緒になることはなかった。
それどころか、同じフロアで仕事しているのに言葉を交わすどころか目が合うことすらない。
私が勤めている制作会社は三つの部署に分かれており、WEB制作、動画制作、広告制作で執務フロアが異なっている。
桐島くんとは同じ部署で、チームこそ違えど、執務フロアは同じだ。
私が籍を置くプランナーチームの島から少し離れたところに彼が在籍する開発チームがあって、立ち上がるとお互いのデスクが見える。
だから立ち上がるたびに桐島くんの様子を窺っていたけれど、彼はいつもと変わらない様子でパソコンに向かっていた。
そのあとも何度か開発チームの人たちと話をするために桐島くんの近くまで行ったけれど、彼は"私のことなんて興味ありません"といったすまし顔でパソコン画面を見つめている。
相変わらず他の社員に話しかけられても無表情で、突発的に発生した雑談にも参加する様子は見受けられなかった。