二次元彼氏がいるのでリアルな恋は遠慮します
「早速ですが、今日の夜、空いてませんか?」
「きょ、今日!? 今日は無理……かな……?」
「どうして? あ、ゲームがしたいからはなしですよ」
「……」
「もしかして、本当にゲームのためですか? だったら俺の前でしてください。別に、目の前でゲームしても怒りませんから。それに俺もゲーム好きですし、やりたくなる気持ちもわかります」
「いやでも、それだと桐島くんに悪いので……」
「だったら、普通に俺とデートしてください」
随分と、ぐいぐい迫られる。
なんだか、乙女ゲームの愛されヒロインにでもなったような気分だ。
私が推している蒼空くんもストーリーの序盤ではつんと澄ましていたのに、ヒロインに懐いてからはヒロインにだけぐいぐい来るようになった。
つまりはプレイヤーである私にだけ甘い言葉をかけてくれる。
そんなギャップがまたいいと思っていたけれど、現実だと逆に困ってしまうとは。
どう答えるべきか悩んでいると、廊下の方から足音が聞こえてきた。
「きょ、今日!? 今日は無理……かな……?」
「どうして? あ、ゲームがしたいからはなしですよ」
「……」
「もしかして、本当にゲームのためですか? だったら俺の前でしてください。別に、目の前でゲームしても怒りませんから。それに俺もゲーム好きですし、やりたくなる気持ちもわかります」
「いやでも、それだと桐島くんに悪いので……」
「だったら、普通に俺とデートしてください」
随分と、ぐいぐい迫られる。
なんだか、乙女ゲームの愛されヒロインにでもなったような気分だ。
私が推している蒼空くんもストーリーの序盤ではつんと澄ましていたのに、ヒロインに懐いてからはヒロインにだけぐいぐい来るようになった。
つまりはプレイヤーである私にだけ甘い言葉をかけてくれる。
そんなギャップがまたいいと思っていたけれど、現実だと逆に困ってしまうとは。
どう答えるべきか悩んでいると、廊下の方から足音が聞こえてきた。