二次元彼氏がいるのでリアルな恋は遠慮します
ちょっとした意地悪で言ってみる。
だけど彼は眉一つ動かさずにレバーを操作すると、今までの苦労が嘘みたいにぬいぐるみを掴んだ。
「ほら、取れましたよ」
「うそ! すごい!! すごいよ、桐島くん!!」
彼からお菓子の箱を交換する形でぬいぐるみを受け取る。
少し前のイベントストーリーで着ていた限定衣装を身に纏う推しのぬいぐるみを前に、年甲斐もなくぴょんと飛び跳ねた。
「うわ〜! めっちゃ可愛い! この限定衣装、本当に可愛くて……!」
「そうですか、よかったですね」
「このぬいぐるみ、顔も良すぎる……」
ぬいぐるみには個体差がどうしても生まれてしまうけれど、このぬいぐるみは歪みもなくて綺麗だ。
あまりの嬉しさとぬいぐるみの可愛さに喜んでいると、あろうことか横から手が伸びて、ひょいとつまみ上げられた。
「あっ」
「これは俺がとったものなので」
「そうだけど……。今の流れ的に、私にくれる感じだったじゃん……!」
「そうでしたけど、あなたがあまりにもそのぬいぐるみを可愛がるので気が変わりました。何かご褒美をくれるならあげてもいいですよ」
「ご褒美……?」
「はい、ご褒美です」
だけど彼は眉一つ動かさずにレバーを操作すると、今までの苦労が嘘みたいにぬいぐるみを掴んだ。
「ほら、取れましたよ」
「うそ! すごい!! すごいよ、桐島くん!!」
彼からお菓子の箱を交換する形でぬいぐるみを受け取る。
少し前のイベントストーリーで着ていた限定衣装を身に纏う推しのぬいぐるみを前に、年甲斐もなくぴょんと飛び跳ねた。
「うわ〜! めっちゃ可愛い! この限定衣装、本当に可愛くて……!」
「そうですか、よかったですね」
「このぬいぐるみ、顔も良すぎる……」
ぬいぐるみには個体差がどうしても生まれてしまうけれど、このぬいぐるみは歪みもなくて綺麗だ。
あまりの嬉しさとぬいぐるみの可愛さに喜んでいると、あろうことか横から手が伸びて、ひょいとつまみ上げられた。
「あっ」
「これは俺がとったものなので」
「そうだけど……。今の流れ的に、私にくれる感じだったじゃん……!」
「そうでしたけど、あなたがあまりにもそのぬいぐるみを可愛がるので気が変わりました。何かご褒美をくれるならあげてもいいですよ」
「ご褒美……?」
「はい、ご褒美です」