二次元彼氏がいるのでリアルな恋は遠慮します
04 電話、社内、秘めた関係
「こんばんは、芳野さん。今日も少しだけ、いいですか?」
お互いに連絡先を交換して以来、私たちは夜の数分だけ電話で話すようになった。
電話はいつも彼からで、必ず電話をかける前にはメッセージアプリで確認の連絡を入れてくれる。
仕事を終えたあとは真っ直ぐ家に帰ってのんびりしていることが多いため、ほぼ毎日桐島くんと他愛もない話をしていた。
「今日もお疲れ様、桐島くん」
「芳野さんも。依田さんの案件、かなり大変そうでしたよね」
「あー……アレね……」
依田さんの案件というのは、今日タイムリーに公開したサイトのことだ。
プロジェクト期間が一年にも及ぶ大型プロジェクトで、桐島くんの先輩である依田さんが筆頭となって開発をしてくれていたものの、かなり納期が押して大変だったのだ。
その収束やら最後の調整やらを終えて、やっと公開にこぎつけたのもあって、思いもひとしおだった。
「いろいろ大変だったけど終わってよかったよ。桐島くんも、ありがとうね」
「いえ、俺はほとんど何もしてませんよ。むしろ、芳野さんが一番あのプロジェクトで大変だったかと」
「まーねぇ……。それでもやっと終わったからよかったよ」
お互いに連絡先を交換して以来、私たちは夜の数分だけ電話で話すようになった。
電話はいつも彼からで、必ず電話をかける前にはメッセージアプリで確認の連絡を入れてくれる。
仕事を終えたあとは真っ直ぐ家に帰ってのんびりしていることが多いため、ほぼ毎日桐島くんと他愛もない話をしていた。
「今日もお疲れ様、桐島くん」
「芳野さんも。依田さんの案件、かなり大変そうでしたよね」
「あー……アレね……」
依田さんの案件というのは、今日タイムリーに公開したサイトのことだ。
プロジェクト期間が一年にも及ぶ大型プロジェクトで、桐島くんの先輩である依田さんが筆頭となって開発をしてくれていたものの、かなり納期が押して大変だったのだ。
その収束やら最後の調整やらを終えて、やっと公開にこぎつけたのもあって、思いもひとしおだった。
「いろいろ大変だったけど終わってよかったよ。桐島くんも、ありがとうね」
「いえ、俺はほとんど何もしてませんよ。むしろ、芳野さんが一番あのプロジェクトで大変だったかと」
「まーねぇ……。それでもやっと終わったからよかったよ」