エリート弁護士は秘密の双子ごと、妻を寵愛する
「あのね、パパ! 明日、りょうかとお外で遊んで!」
「ああ。もちろん」
「やったー!」
「なんで? りょうかは、ぼくと遊ぶんだよ……!」
父親の返答を受けて喜ぶ妹に、納得がいかない様子を見せる兄。
半べその司を振り返った涼花は、無邪気に問いかけた。
「じゃあ、3人であそぶ?」
「2人がいい……」
「なんで、そんなこというの!? 今までずっと、2人だったでしょ
? 3人のほうが、楽しいよ!」
「意地悪してるのは、りょうかのほうだ……!」
双子は些細なことで、すぐ喧嘩になる。
原因が自分のせいだとわかっているからこそ、目の前にいる大門寺さんがどうすればいいのかわからないようだ。
彼らしくもなく助けを求めるように、視線をさまよわせ――。
そして、司をじっと見つめて告げた。
「誠と澄花も入れて、5人だったらどうだ?」
「まことくんと一緒なら、いいよ……」
「ああ」
「あの馬鹿……」
双子達の喧嘩がようやく収まったことに安堵する暇もなく、このやりとりを聞いていた誠くんが悪態をつく。
彼からしてみれば、大門寺さんのこの対応は到底納得できるようなものではなかったのだろう。
「ああ。もちろん」
「やったー!」
「なんで? りょうかは、ぼくと遊ぶんだよ……!」
父親の返答を受けて喜ぶ妹に、納得がいかない様子を見せる兄。
半べその司を振り返った涼花は、無邪気に問いかけた。
「じゃあ、3人であそぶ?」
「2人がいい……」
「なんで、そんなこというの!? 今までずっと、2人だったでしょ
? 3人のほうが、楽しいよ!」
「意地悪してるのは、りょうかのほうだ……!」
双子は些細なことで、すぐ喧嘩になる。
原因が自分のせいだとわかっているからこそ、目の前にいる大門寺さんがどうすればいいのかわからないようだ。
彼らしくもなく助けを求めるように、視線をさまよわせ――。
そして、司をじっと見つめて告げた。
「誠と澄花も入れて、5人だったらどうだ?」
「まことくんと一緒なら、いいよ……」
「ああ」
「あの馬鹿……」
双子達の喧嘩がようやく収まったことに安堵する暇もなく、このやりとりを聞いていた誠くんが悪態をつく。
彼からしてみれば、大門寺さんのこの対応は到底納得できるようなものではなかったのだろう。