涙を包むラベンダー(リメイク)
旭山動物園で癒されてから、いざラベンダー畑を目指して旭川を出発。
道の左右は見渡す限りの畑、遠くにぼんやりと山の影、吸い込まれそうな青空。
逢月姫
「はいお茶!運転ありがと!」
途中の美瑛町で休憩し、いよいよラベンダー畑に到着。
逢月姫
「よかった…ラベンダー、去年より残ってる。」
彼
『ね、間に合ってよかったね。』
今年のラベンダーのじゅうたんには、あちこちに土色が混じっていた。
半分くらい収穫されていて、満開とはいかなかった。
2人で平地のマリーゴールド畑を通って、斜面のラベンダー畑の中を一歩一歩進んだ。
去年はあんなに短く感じた花道も、松葉杖で歩く今年はとても長く感じた。
少しずつ傾斜がきつくなり、松葉杖を握る私の手は震えていた。
額からにじみ出る汗が、私の頬を伝って落ちた。
道の左右は見渡す限りの畑、遠くにぼんやりと山の影、吸い込まれそうな青空。
逢月姫
「はいお茶!運転ありがと!」
途中の美瑛町で休憩し、いよいよラベンダー畑に到着。
逢月姫
「よかった…ラベンダー、去年より残ってる。」
彼
『ね、間に合ってよかったね。』
今年のラベンダーのじゅうたんには、あちこちに土色が混じっていた。
半分くらい収穫されていて、満開とはいかなかった。
2人で平地のマリーゴールド畑を通って、斜面のラベンダー畑の中を一歩一歩進んだ。
去年はあんなに短く感じた花道も、松葉杖で歩く今年はとても長く感じた。
少しずつ傾斜がきつくなり、松葉杖を握る私の手は震えていた。
額からにじみ出る汗が、私の頬を伝って落ちた。