私の人生を変えてくれた人 番外編2




















次に目を覚ました時、私はベッドの上にいた



ベッド………ってことは保健室か……………



保健室やだ…………怖い…………


なのに下山先生は……………



………下山先生がいなかったら私………


なんのために生きてるの……………



そうしてベッドから起き、廊下へ出た時


「岩本さん?
 どこか行くの?」

私を引き止めたのは石橋先生だった

保健室には私以外の生徒もいて、その生徒の対応をしていたみたい


それなのに、私が起きたことを気づいたのか……



「………………下山先生……」

「下山先生なら私が呼んできてあげるよ
 だからベッドのところで待っててくれるかな?」

「………………」

私は首だけ横に張って、再び歩き始めた


今の下山先生は…………私を見てくれない………

俺のために生きろなんて…………絶対言わない………

私………今の先生のために生きる気にはなれないよ……


だから………ごめんね



そして私は屋上へ出た


柵を飛び越えようと足をかけた瞬間


「岩本!!」

後ろから響く声


なんだ………来ちゃったのか…………

「そんなことやめろ!!
 こっちに来い!」

「………………………」

もう遅いよ………

前の下山先生なら………保健室に一人にはさせなかったのに…………


一人にしたら………こうなるに決まってるじゃん………

< 14 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop