私の人生を変えてくれた人 番外編2

見てるだけで気持ち悪くなる………

こんなの絶対食べれないんだけど………

「香音大丈夫…?」

真奈が心配そうに声をかけてくれた

「真奈〜………こんなの絶対無理なんだけど」

「だよね………
 もう一回言いに行こ」

「………どうせ無理だよ
 さっき何人も止めたけどダメだったもん」

「私も一緒に言うから」

「……………大丈夫
 頑張る
 食べないせいで体持たないのは事実だし」

「香音………」

「真奈ありがとね
 とりあえず頑張ってみる!
 無理だったら助けて」

「分かった…………」


全然納得はしてなさそうだけど、真奈は戻って行った



まぁ、大丈夫とは言ったものの、急に食べれる量が増えるわけもなく………



うぅ-………苦し…………吐きそう………


みんな下膳し始めてるし…………

「全然食べてないじゃん
 食べる気ある?」

「下山先生…………」

「もっと食べろ
 残すのは許さない」

「っ…………………」

「下山先生!
 それは酷いです!!
 これでも香音は頑張ってて、普段より食べてます」

「君は…………内山だっけ、確か岩本と仲良い」

「そうです
 記憶がないとか、正直どうでも良いですけど、香音にそんな食べろだなんて言わないでください」

「…………じゃあ君は、岩本がずっとこのまま弱っていっても良いんだ」

「…………………」

「友人として、強くなって欲しいとは思わないのか?
 俺は教師として、岩本のために言ってるんだ」

「香音のためだとしても、香音のためになってないんです!」

「……俺が間違っていると?
 食べないと体は強くならないし、下手すれば死ぬ
 そうさせないために俺は言ってるだけ」

「…………今の下山先生は、下山先生じゃない」

「俺は俺だ
 前の俺は知らん」

「………最低」

「どう思われても良い
 言わないと岩本のためにはならないから
 岩本、とりあえず今日は多めに見る
 もう片付けても良い
 その代わり昼休み面談だ」

「……はい」



そして私はどうにか残すことができた




< 7 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop