ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「サラサ姫にはこの国に知り合いがいない。よかったら、皆に友人になってもらえたらと考えているのだが……どうだろうか? 負担にならないか?」

 貴族の知り合いはできるだろうが、損得の関係しない友人がそう簡単にできるとは思えない。青弓亭の店主にして名の知れた冒険者のミメットと、マーレン国で守護妖精と共に働いているコレット、そしてこの国の守護妖精であるが、普段はお料理好きなとびきり可愛い子猫ちゃんであるエリナと親しくなれたら、他国に嫁いでくる不安がまぎれるのではないか、と王家のメンバーは考えたのだ。

「あたしはかまわないよ。やんごとないお姫様のお気に召すかどうかによるけれど、冒険者としてバリバリやってる時にキルスギール国に行ったこともあるしさ。ちょっとした話し相手にはなれるかもね」

「こんなドリュアドでよければ、わたしも大丈夫ですぅ。キルスギール国は、半砂漠地帯がありますよね」

「そうだな。よく知っているな」

「実は、ユー様が関わっているのですぅ」

< 104 / 164 >

この作品をシェア

pagetop