ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
うきうきの子猫ちゃんをなんとか落ち着かせ椅子に座らせてから、ルディは言った。
「今日の午後、王宮のお茶会で、おそらくエリナにはサラサ姫についての話があるだろう。といっても、歓迎の料理をどうするかくらいだろうが……親しくなるまでは、エリナがフェアリナであることは伏せるか?」
「あ……」
エリナは目を伏せた。
「うん、急に話すのは、ちょっと怖いにゃん」
「わかった。慌てることはない、エリナのペースでかまわないからな。ユーディリシェイラミアムス殿のこともあって、キルスギール国では守護妖精はとても尊敬されているのだが、もしかするとそのせいで距離を置かれるかもしれないし……」
「そんなのいやなのにゃ」
エリナは日本にいる時に孤独な人生を送っていたせいで、人間関係に怯えのようなものを持っている。フランセスの婚約者によそよそしく振る舞われたら、とても寂しくなってしまい、王宮に近寄らなくなってしまうかもしれない。
そんなことになったら、スカイヴェンの王家とサラサ姫との間に軋轢が生じてしまう恐れもある。
「そうだな。マヌルネコの姫にはまずは肩書きのない、ありのままのエリナを見てもらおうな」
「はい」
「モフらせてもらえるくらいに心が通じ合ってから、その先について検討しよう」
「にゃん! マヌルネコさん、絶対に仲良しになりたいにゃん!」
瞳をキラキラさせて、耳をぴこぴこするエリナを見たら、きっと異国の姫君もその可愛さの虜になるだろう。
「そして、その素敵な毛並みを……」
マヌルネコをモフれると思うと、途端に元気になる子猫であった。
「今日の午後、王宮のお茶会で、おそらくエリナにはサラサ姫についての話があるだろう。といっても、歓迎の料理をどうするかくらいだろうが……親しくなるまでは、エリナがフェアリナであることは伏せるか?」
「あ……」
エリナは目を伏せた。
「うん、急に話すのは、ちょっと怖いにゃん」
「わかった。慌てることはない、エリナのペースでかまわないからな。ユーディリシェイラミアムス殿のこともあって、キルスギール国では守護妖精はとても尊敬されているのだが、もしかするとそのせいで距離を置かれるかもしれないし……」
「そんなのいやなのにゃ」
エリナは日本にいる時に孤独な人生を送っていたせいで、人間関係に怯えのようなものを持っている。フランセスの婚約者によそよそしく振る舞われたら、とても寂しくなってしまい、王宮に近寄らなくなってしまうかもしれない。
そんなことになったら、スカイヴェンの王家とサラサ姫との間に軋轢が生じてしまう恐れもある。
「そうだな。マヌルネコの姫にはまずは肩書きのない、ありのままのエリナを見てもらおうな」
「はい」
「モフらせてもらえるくらいに心が通じ合ってから、その先について検討しよう」
「にゃん! マヌルネコさん、絶対に仲良しになりたいにゃん!」
瞳をキラキラさせて、耳をぴこぴこするエリナを見たら、きっと異国の姫君もその可愛さの虜になるだろう。
「そして、その素敵な毛並みを……」
マヌルネコをモフれると思うと、途端に元気になる子猫であった。