ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「ユー様も、フィフィール国のフーラアヌ様も、結局は国に関わらず皆さんのことが大好きなんですぅ」

 甘いケーキの後にしょっぱいものが食べたい気持ちになり、ルディがひとっ走りして買ってきた豆腐を冷やっこにして味わいながら、おしゃべりが続く。

「でも、どうしても担当の国以外は目が届きにくくて。スカイヴェン国にふたりも守護妖精が現れて、とっても喜んでいるんですぅ。理想はひとつの国にひとり守護妖精がいる状態なんですけど、そこまでお人好し……じゃなくて、器が広い妖精はなかなかいなくて、なのですぅ」

「守護妖精は名誉職のようなものだからな」

「善意と好意と自己犠牲でできている仕事だと、よくユー様をからかってますぅ」

 自分が真面目なお人好しだということを自覚しているルディは、納得して頷いた。そして『守護妖精をからかうというのもすごいな』とコレットをまじまじと見た。
 だが、このドリュアドは樹木の精霊だというのにとても根っことフットワークが軽く、国から国へと飛び回ってユーディリシェイラミアムスのために身を粉にして働く忠義者なのである。
 つまり、コレットも善意と好意と自己犠牲でできていると言ってもよい存在なのだ。

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