ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
 三人は顔を見合わせた。エリナの自己評価が低いことが気になったからだ。

「ええと、それでは始めましょうか。まずは焼きたてのドリアをいただきましょうね」

 王妃はそう言って、開始の合図を出す。

「うにゃあ、おなかがすいたから、嬉しいにゃん」

 手をお膝に乗せて待ちきれない表情をするエリナの前に、熱々のドリアが置かれた。バター風味に炊き込んだライスの上にホワイトソースがかかり、そこに乗せられたぷりぷりの海老と貝柱の上にはカレーソースがかけられて、それだけでも美味しいというのに、さらにたっぷりとチーズがかけられて、オーブンで香ばしく焼かれているのだ。

「火傷しないようにご注意くださいね」

「はい、猫舌だからよくふうふうして食べるにゃん」

 返事が可愛すぎたので、ドリアを運んできた料理人は「そうですね」とにっこりした。

 空気を読む子猫は小さめのドリアをなるべくお上品に食べ、「とても美味しかったにゃん」とスプーンを置いた。ここからはお茶会のメインとなるデザートだ。

 
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