ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「やはりエリナの可愛さは国境を越えるのだな」

 国王がそう言うと、宰相も「瞬時に姫君の心をつかんでしまいましたね。まあ、仕方のないことです」と同意する。

「サラサ姫が落ち着いてから、お茶会を始めましょうね。ふふふ、緊張がほぐれてちょうどよかったのではなくて?」

 フランセスにも「姫の可愛らしい姿が見られてよかったよ」と好印象のようだ。

「明るくていいお嬢さんじゃな」
 
 ギルバート前国王もサラサ姫が気に入ったようだ。

「ゆくゆくはこの国の王妃になるのですから、人柄が大切ですわ。エリナはどう思って?」

 サランティーナ王妃が尋ねると、ちょこんとルディの膝の上に腰かけた(部屋に入った途端に、素早く抱き上げられて乗せられたのだ)エリナは「優しくて素敵なお姫様だと思うにゃん。それにお茶目だし、可愛いマヌルネコさんにゃん。とっても美人なのに親しみやすくて、フランお兄ちゃんはいいお嫁さんを見つけたと思うにゃんよ」と笑顔でフランセスを見た。

「エリナちゃんにそう言ってもらえて、僕も嬉しいよ。仲良くしてもらえるかな?」

「もちろんにゃ! わたしからお願いしたいくらいにゃん」

「ありがとう。でも、あまり人前ではモフらないように、ね」

「わかったにゃ、こっそりモフるにゃんね!」

 元気なお返事を聞いて、椅子からずっこけそうになり「モフる気満々だったよ!」と笑うフランセスであった。
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