ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「子猫ちゃんも、お着替えをしたのね。とても可愛いわ、ふんわりした黄色のドレスがとてもお似合いよ」

「ありがとうにゃん」

 黄色地に所々茶色のアクセントカラーが使われているワンピースドレスには、背中に小さな羽根が付いている。どうやらミツバチがモチーフのようだ。もちろん、サランティーナ王妃のデザインである。

「お姉ちゃんのレシピで、よだれ鶏を作ってみたから、味見してみてにゃん」

「エリナちゃんが作ったの?」

「もちろんにゃ! こう見えてもお料理は得意にゃんよ。油をたくさん使った揚げ物だけは、まだミメット姉さんのお許しが出ないけど……もっと背が高くならないと危ないから、ちょっぴりの油で揚げ物を作ってるにゃん」

「そうなのね。美味しいものをたくさん食べて、大きくなるのよ。エリナちゃんは大きな猫になっても可愛いから大丈夫!」

 どうやらサラサ姫はエリナのことをたいそう気に入っているようだ。ルディは『うっかりキルスギール国に連れて行かれないだろうか?』と少しだけ心配になったが『まあ、その場合は俺もついて行くから大丈夫だけどな』と妙な納得をしていた。
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