ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
エリナはルディが削った鰹節で出汁を取ると、そこへ炊き上がったごはんを入れてさっと煮た。味は少々の塩だけにする。
刻んだ長ネギと溶き卵を入れて軽くかき混ぜて火を止める。余熱で半熟に火を通すのだ。
(この国の卵は、日本のものと同じくらいに清潔で生食できるから助かるにゃんね)
スカイヴェン国では放し飼いの鶏の養鶏場があり、そこで採れた卵はよく洗浄され、おまけに光のパワーを放つ魔石で消毒されているから安心安全なのだ。獣人は身体が丈夫なので卵を生で食べても、なんなら生肉を食べてもまったく当たることはないのだが、この国には獣人以外の種族もたくさん住んでいるので、生産者も気遣っているらしい。
エリナは鰹節と刻んだ梅干し(醤油や味噌を置いている店で購入した)を混ぜて醤油を垂らし、小皿に入れて添えることにした。
ちょうど良く火が通った卵雑炊をボウルによそうと、お盆の上に薬味とスプーンと一緒に乗せた。
「姉さんに届けてきますね」
「おっと、熱いから俺が持って行こう」
ルディが「火傷をしたら大変だからな」とお盆を取り上げた。
「ルディ隊長、病気のレディの部屋に行ったら駄目なんですよー」
犬のマイクがそう文句を言ったが、ルディは「そのレディとはさっき顔を合わせているからな。今更だろう」と答えた。マイクは不満そうな顔で「僕だって心配なのに」と口を尖らせたが、ヴォラットに「ルディは老若男女すべてに信頼されているからな、別格なんだよ」と肩を叩かれて「くうん」と鳴いた。
「僕からお大事にって、伝えておいてくださいね!」
「了解だ」
お盆を持った狼隊長が、しかつめらしく頷いた。
刻んだ長ネギと溶き卵を入れて軽くかき混ぜて火を止める。余熱で半熟に火を通すのだ。
(この国の卵は、日本のものと同じくらいに清潔で生食できるから助かるにゃんね)
スカイヴェン国では放し飼いの鶏の養鶏場があり、そこで採れた卵はよく洗浄され、おまけに光のパワーを放つ魔石で消毒されているから安心安全なのだ。獣人は身体が丈夫なので卵を生で食べても、なんなら生肉を食べてもまったく当たることはないのだが、この国には獣人以外の種族もたくさん住んでいるので、生産者も気遣っているらしい。
エリナは鰹節と刻んだ梅干し(醤油や味噌を置いている店で購入した)を混ぜて醤油を垂らし、小皿に入れて添えることにした。
ちょうど良く火が通った卵雑炊をボウルによそうと、お盆の上に薬味とスプーンと一緒に乗せた。
「姉さんに届けてきますね」
「おっと、熱いから俺が持って行こう」
ルディが「火傷をしたら大変だからな」とお盆を取り上げた。
「ルディ隊長、病気のレディの部屋に行ったら駄目なんですよー」
犬のマイクがそう文句を言ったが、ルディは「そのレディとはさっき顔を合わせているからな。今更だろう」と答えた。マイクは不満そうな顔で「僕だって心配なのに」と口を尖らせたが、ヴォラットに「ルディは老若男女すべてに信頼されているからな、別格なんだよ」と肩を叩かれて「くうん」と鳴いた。
「僕からお大事にって、伝えておいてくださいね!」
「了解だ」
お盆を持った狼隊長が、しかつめらしく頷いた。