ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
フランセスがサラサ姫を部屋までエスコートする。その後ろに小さな影が忍び寄っていた。あとをつけているのはエリナだ。そして、さらにその後ろからルディが追いかけている。彼は『エリナはいったいなにをやっているのだ? まさか、猫の遊びなのか?』と不思議に思いながら気配を消している。
部屋に姫が入っていき、戻ってきたフランセスの前に子猫が飛び出した。ちなみに耳のいい狼だから、可愛い足音が後ろからしていたことにとっくに気づいている。
「エリナちゃん、どうしたの?」
「ちょっと聞きたいことがあるにゃん! 神妙についてくるにゃん!」
興奮した子猫がフランセスの手をつかんで引っ張ると、彼は「うわあ、これは大変だ」とにこにこしながらエリナに引きずられていく。物陰に隠れるルディと目が合い、視線で「?」と兄に尋ねたが、ルディも「?」と肩をすくめるだけだ。
サラサ姫の部屋から離れると、エリナはフランセスを見上げて尋ねた。
「さっきのよだれ鶏、フランお兄ちゃんはキルスギール国で食べたのにゃんね?」
「うん、何度もいただいたけど」
「本場の料理と今日出した料理に、違いがあることに気づいたにゃんね?」
「……よくわかったね」
「猫の目はごまかせないにゃんよ」
「恐れ入りました」
部屋に姫が入っていき、戻ってきたフランセスの前に子猫が飛び出した。ちなみに耳のいい狼だから、可愛い足音が後ろからしていたことにとっくに気づいている。
「エリナちゃん、どうしたの?」
「ちょっと聞きたいことがあるにゃん! 神妙についてくるにゃん!」
興奮した子猫がフランセスの手をつかんで引っ張ると、彼は「うわあ、これは大変だ」とにこにこしながらエリナに引きずられていく。物陰に隠れるルディと目が合い、視線で「?」と兄に尋ねたが、ルディも「?」と肩をすくめるだけだ。
サラサ姫の部屋から離れると、エリナはフランセスを見上げて尋ねた。
「さっきのよだれ鶏、フランお兄ちゃんはキルスギール国で食べたのにゃんね?」
「うん、何度もいただいたけど」
「本場の料理と今日出した料理に、違いがあることに気づいたにゃんね?」
「……よくわかったね」
「猫の目はごまかせないにゃんよ」
「恐れ入りました」