ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「こんにちは。蒸し器は来ているかにゃん?」

「はい、エリナ様。こちらにございます」

「また様付きになってるにゃんよ」

「ははっ、すみません」

 狐のリックルは、今日も新しい料理を作れるので、気持ちが浮き立っているようだ。エリナはエプロンをつけると手を洗い、準備にかかる。

「サラサおねえ……姫からいただいたレシピに目は通しているにゃんね?」

「はい。途中までは酵母でパンを作るのと同じ手順ですので、こちらに生地を用意してあります。あと、お姉ちゃん呼びでも気にしませんよ」

「うにゃっ、気がついてたにゃんね」

 子猫は恥ずかしそうに目をつぶった。

「仲良しになられたんですね」

「そうにゃ。今日はお姉ちゃんに美味しい肉まんを食べさせたいから、がんばるにゃんよ。では、始めます」

 まんじゅうの生地はできているので、中に包む餡の用意をする。

「今日はお肉で作るけれど、小豆や黒ゴマで作る甘い餡を包んでもいいにゃんよ。カレーを入れるとカレーまんになるし」

「カレーまん!」

「カレー味は美味しそうだ!」

「ふわふわの中にカレーが入るとか、最高の食べ物か?」

 ルディは『カレーに対する食いつきがすごいな』とおかしくなった。

 
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