ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
「ちょっ、待って、これ、すごく魔石っぽいけど、まさか魔石なんてことは……」

 尋ねるフランセスに、よだれ鶏をお代わりした美青年が言った。

「いいものをプレゼントしてもらってよかったね! それがあれば、キルスギール国の砂漠化問題は解決だ。設置と調整が終わったらわたしに声をかけてよ。苗木をたくさん用意しておくからね」

「守護妖精様、それはどういう意味なのでしょうか? 砂漠化問題が解決って……」

 サラサ姫はユーディリシェイラミアムスの美しい顔に尋ねたが、よだれ鶏に夢中な彼からは「この料理、ごはんと食べるとすごく美味しいね。パクチーを持って来て大正解だったよ、ふふっ」とピントの外れた答えが返ってくるばかりだ。

「って、ことは……エリナちゃん、これはものすごーく大きな氷の魔石、ってことなのかな?」

 フランの問いに、子猫は無邪気な笑顔で答えた。

「そうにゃんよ。お姉ちゃんにあげるにゃん」

「うっ、うにゃああああああーっ!?」

 今まで見たことがない、巨大な氷の魔石、しかも守護妖精のお墨付きのとんでもない力を持つ魔石を婚約祝いに贈られたサラサ姫は、その場で倒れそうになるほどの衝撃を受けた。

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