ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
サラサ姫は震える手で、子猫の手にそっと石を返した。
「エリナちゃん、ありがとう。お気持ちは嬉しいんだけどね、これは受け取れないわ」
「え? どうしてにゃ?」
エリナは『キルスギール国では氷の魔石が必要なのにゃん。喜んでもらえると思ったのに……』と、戸惑いながらサラサ姫を見上げた。
そんな子猫に、姫君は優しく言った。
「エリナちゃんは気づいていないみたいだけど、これはとってもとってもとおおおおーっても、価値のあるものなのよ。詳しい人に鑑定してもらった方がいいわ。こんな貴重なものをもらうわけにはいかないのよ」
子猫はしばらく考えてから「あっ、違うにゃ! お姉ちゃんは勘違いをしているにゃん。わたしはこれがなんだかわかっていて、お姉ちゃんにプレゼントするにゃんよ、遠慮なく受け取って欲しいにゃん」と言って、魔石を持たせようとした。
「ううん、これはエリナちゃんが考えているよりもずっと、それこそ国の宝物になるほどのとってもいい石なの。たぶん、誰かにもらったものなんでしょう? その人も、わかって渡したのではないかもしれないけれどね、今はエリナちゃんのものだから、エリナちゃんが大切に持っていなければならないわ」
「んにゃんにゃ、これはもらったんじゃなくて……」
三つ首ドラゴンをボコボコにして手に入れたものだと言いそうになったが、そこでようやく気づいた。
(そうにゃ、サラサお姉ちゃんはわたしが守護妖精だと知らないから……)
その時部屋にいたのは、エリナの秘密を知っているギルバート前国王、サランティーナ王妃、フランセス王太子、そしてルディだったので、『上手いこと説明してくれないかにゃ?』という目で助けを求めたが、皆、『子猫から貴重な魔石を騙して取り上げるような人物だと思われたくないです』という表情でお断りされてしまった。
「エリナちゃん、ありがとう。お気持ちは嬉しいんだけどね、これは受け取れないわ」
「え? どうしてにゃ?」
エリナは『キルスギール国では氷の魔石が必要なのにゃん。喜んでもらえると思ったのに……』と、戸惑いながらサラサ姫を見上げた。
そんな子猫に、姫君は優しく言った。
「エリナちゃんは気づいていないみたいだけど、これはとってもとってもとおおおおーっても、価値のあるものなのよ。詳しい人に鑑定してもらった方がいいわ。こんな貴重なものをもらうわけにはいかないのよ」
子猫はしばらく考えてから「あっ、違うにゃ! お姉ちゃんは勘違いをしているにゃん。わたしはこれがなんだかわかっていて、お姉ちゃんにプレゼントするにゃんよ、遠慮なく受け取って欲しいにゃん」と言って、魔石を持たせようとした。
「ううん、これはエリナちゃんが考えているよりもずっと、それこそ国の宝物になるほどのとってもいい石なの。たぶん、誰かにもらったものなんでしょう? その人も、わかって渡したのではないかもしれないけれどね、今はエリナちゃんのものだから、エリナちゃんが大切に持っていなければならないわ」
「んにゃんにゃ、これはもらったんじゃなくて……」
三つ首ドラゴンをボコボコにして手に入れたものだと言いそうになったが、そこでようやく気づいた。
(そうにゃ、サラサお姉ちゃんはわたしが守護妖精だと知らないから……)
その時部屋にいたのは、エリナの秘密を知っているギルバート前国王、サランティーナ王妃、フランセス王太子、そしてルディだったので、『上手いこと説明してくれないかにゃ?』という目で助けを求めたが、皆、『子猫から貴重な魔石を騙して取り上げるような人物だと思われたくないです』という表情でお断りされてしまった。