ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
 その頃、ダイニングでは。

「あー、美味しかったね! お味噌汁も漬け物も最高に美味しかったよ。来てよかった」

 むしゃむしゃとご馳走を食べていたユーディリシェイラミアムスが、満足そうにおなかをさすっていた。

「どうしよう……ねえ、フランセス、これ、持つ?」

「せっかくだから、よく見せてもらったら? ほら、灯りに透かすと綺麗だってエリナちゃんが言ってたし……本当に綺麗だねえ」

「ええ、綺麗だわ。子猫のおもちゃとして最高だと思うわ……魔石じゃなければね」

「転がして遊んでるんだって。可愛いねえ」

「楽しくじゃれているのね。ふふ、見てみたいわ」

 サラサ姫とフランセスは、仲良く魔石を観察していた。

「パクチーの種は、王宮のハーブ園に植えようと思いますのよ」

 王妃はユーディリシェイラミアムスに「育て方を教えてくださいませ」とお願いした。彼は「もちろんだよ! あとで一緒に種を蒔こうね」と王妃に言った。

「おお、ぜひ増やしてくれ。わしはこの風味が大好きじゃからな、他のキルスギール風の料理を作ってたくさん乗せて食べたいものじゃ」

 それを聞いたサラサ姫は嬉しそうに頬を染めて「そうしましたら、国に戻ってすぐに料理のレシピを作って、こちらに送らせていただきますわ」とギルバートに言った。

 ルディだけは『エリナ、大丈夫か? 急におなかが痛くなったのではなかろうな?』と子猫の心配をしていた。
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