ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
と、部屋の扉がノックされた。
「エリナ、ちょっといいかな?」
「どうぞ」
子猫は素早い身のこなしで扉を開けると、ミメットを招き入れた。
「これをさ、よかったら使ってくれないか?」
赤い革の胸当てを渡された子猫は「……新品の防具にゃんね?」と不思議そうにミメットの顔を見上げた。
「命を預けるものだからね、良いものを用意したかったんだ。これからは、ケット・シーの姿で荒事に巻き込まれることもあるんじゃないかも思ってさ。どんな闘い方をするのかわからないけれど、一番に急所である胸を守った方がいい。脇にある紐で大きさを調節できるから身体に合うと思うんだ」
「姉さん、ありがとうございます」
「エリナはあたしの大切な妹分だからね。本当ならこんな子猫を前線には行かせたくないんだけど、守護妖精としての仕事があるからそうはいかないんだろう? だから、あたしはエリナの力を信じて無事を祈るしかないよ」
ミメットは子猫を抱きしめた。
「あたしが守ってやりたいけど、そうはいかないことは承知している。あたしにもっと力があればよかったんだけど……。エリナを送り出すのは、正直言ってすごく怖いんだよ。絶対に無事に戻るって約束しておくれ」
「約束します。絶対に無事に戻ります。わたしはこの国の皆を笑顔にするためにやって来た守護妖精なのだから、姉さんから笑顔を奪うことはしません」
エリナはミメットにしがみつきながら約束した。
「エリナ、ちょっといいかな?」
「どうぞ」
子猫は素早い身のこなしで扉を開けると、ミメットを招き入れた。
「これをさ、よかったら使ってくれないか?」
赤い革の胸当てを渡された子猫は「……新品の防具にゃんね?」と不思議そうにミメットの顔を見上げた。
「命を預けるものだからね、良いものを用意したかったんだ。これからは、ケット・シーの姿で荒事に巻き込まれることもあるんじゃないかも思ってさ。どんな闘い方をするのかわからないけれど、一番に急所である胸を守った方がいい。脇にある紐で大きさを調節できるから身体に合うと思うんだ」
「姉さん、ありがとうございます」
「エリナはあたしの大切な妹分だからね。本当ならこんな子猫を前線には行かせたくないんだけど、守護妖精としての仕事があるからそうはいかないんだろう? だから、あたしはエリナの力を信じて無事を祈るしかないよ」
ミメットは子猫を抱きしめた。
「あたしが守ってやりたいけど、そうはいかないことは承知している。あたしにもっと力があればよかったんだけど……。エリナを送り出すのは、正直言ってすごく怖いんだよ。絶対に無事に戻るって約束しておくれ」
「約束します。絶対に無事に戻ります。わたしはこの国の皆を笑顔にするためにやって来た守護妖精なのだから、姉さんから笑顔を奪うことはしません」
エリナはミメットにしがみつきながら約束した。