ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜8
 この世界の人々にとって守護妖精というのは、とても偉大で憧れる対象だ。彼らは強大な力を持ち、無償の愛情で人々を守ってくれる、神のような慈母のような心の拠り所になる存在で、そこにスーパーアイドルに対するような熱狂的とも言える崇拝の気持ちが加わる。

 だから、マーレン国のユーディリシェイラミアムスも、フィフィール国のフーラアヌも、人々に深く愛され崇められているのだ。皆、守護妖精のことが好きで好きでたまらないし、そんな人々に守護妖精はまっすぐに愛情を返してくれるものだから、大好きな気持ちが天元突破してしまう。

 ただし、クー・シーに突然この世界の守護妖精にされたエリナは、まだその辺りがよくわかっていない。世界のビッグスターであるユーディリシェイラミアムスとフーラアヌが、逆にエリナの大ファンになってしまったせいもある。ふたりとも健気で可愛い子猫ちゃんに夢中なのだ。また、その視線は、祖父母が孫を見るようなものに似ている。ユーディリシェイラミアムスは美青年、フーラアヌは美女なのだが、その年齢は……というわけである。
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